ラクナ梗塞

ラクナ梗塞

ラクナ梗とは細い血管(動脈)が詰まってしまうことで起きる小さな脳梗塞のことです。脳の細い動脈に直径1.5cm未満の小さな梗塞がおきた状態をラクナ梗塞といいます。

 

ラクナ梗塞の原因は「高血圧」により細い動脈に発生する動脈硬化が最大の要因です。動脈硬化が起こると血管の血液が通る部分が狭くなってしまい血流がとだえて、やがて脳梗塞になってしまいます。

 

ラクナ梗塞は他の脳梗塞と違い、大きな発作が起こることはありません。主に運動麻痺やしびれなどの感覚障害が起こります。症状は段階的に表れて少しずつ進行していきます。

 

また、梗塞する部分が小さいので、症状が出ないことがあります。症状がでないことから「隠れ脳梗塞」とも呼ばれます。ほとんどが直径5mm以下の小さな梗塞ですが、そのままにしておくと梗塞の数が増えたり、大きな梗塞が起こったりすることもあります。

 

そして発作がない状態のまま、ラクナ梗塞が脳の色々な部位に発生して、少しずつ症状が進行していく場合もあります。これを「多発性脳梗塞」といい多発性脳梗塞になると言語障害・歩行障害・嚥下障害(えんげしょうがい:食べ物が飲み込みにくくなる)などの症状やまた認知症の症状が現れることもあります。